【グルメ】安いお米でも美味しく白米を炊く方法教える。

温泉宿で食べたあのお米の味が忘れられない!東北で食べたお米がたまらなく美味しかった!皆さんにもそんな経験はありませんか?

お米のグレードも勿論ありますが実は、そんな美味しいお米の条件には「炊き方」も大きく関係します。今日は「安いお米でも美味しく白米を炊く方法」と題して各ステップ毎に気をつけたいポイントをまとめました。

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ー ステップ1:計量

【グルメ】安いお米でも美味しく白米を炊く方法教える|計量・洗米・水加減・保存方法などの豆知識

意外と適当にやってしまうのですが計量です。実は正しい計量って「重さを測る」事だって知ってましたか?

米びつのレバーでジャーっと図っていたあなたも、計量カップでサッサッっと測っていたあなたも、明日からはデジタルスケールでしっかりと「重さ」を図りましょう。

正確な 1合 = 150g の重さになります。

お米全体の体積と重さは比例しませんのであくまでも総重量を意識してくださいね。水加減を上手く調整するにはまず初めにココがポイントです。

ー ステップ2:洗米

【グルメ】安いお米でも美味しく白米を炊く方法教える|計量・洗米・水加減・保存方法などの豆知識

ゴシゴシと白く濁った水(ぬか)が無くなるまで洗っているそこのあなた。その時点でお米の美味しさは失われています。昔は私もそうでした。

精米技術の向上でゴシゴシとお米をすり合わせ、糠(ぬか)が無くなるまで洗米する必要はありません。

軽く握って離す、軽く握って離す。そんな作業を数回行い、2〜3回水を取り替えれば洗米は完了です。

また、お米は洗米の時点で水を吸収しますので「最初の水」が肝心。浄水器で濾過された水やミネラルウォーターを使いましょう。

洗米が終わったら5分〜10分ザルに落とし寝かせます。

ー ステップ3:水加減と浸水時間

【グルメ】安いお米でも美味しく白米を炊く方法教える|計量・洗米・水加減・保存方法などの豆知識

お米一合(150g)に対して200mlの冷水が水加減の目安としますが意外とあやふやなのが浸水時間。

外気の温度によって予備吸水の時間は異なりますので夏季で約30分、冬期で1時間ほどの浸水時間がおいしくお米を炊くポイントです。

この浸水時間を取らないまま炊くと、粘りがなく芯の固いご飯になってしまうんですって。

多少面倒ですが大事な一手間、是非お試しを。

※ 水加減ですがあくまでも目安、調理器具、お米の種類によっても多少異なるので、微調整をしてください。また新米は水分量が多い為少し少なめの水で。古米は少し多めの水にすると丁度良い水加減にする事が可能です。

ー ステップ4:炊く器具とワンポイントアドバイス

【グルメ】安いお米でも美味しく白米を炊く方法教える|計量・洗米・水加減・保存方法などの豆知識

土鍋で炊くゴハンって美味しいですよね。

これはお米の甘味・旨味成分「アミラーゼ」が40℃〜50℃の温度でもっとも活性化するから。

陶器で出来た調理器具はゆっくりじっくりと温める特性がある為、このお米の旨味成分(アミラーゼ)を効率よく作りだすのに最適なんです。

とはいえ炊飯器の中でも少々値が張る最新機種のモノは、この「土鍋で炊くような」効果を搭載した最新センサー及び内釜を駆使したものがありますので、決して土鍋が一番、ということはありません。

予算に応じてお好きな方をお選びください。

また、古くなって匂いがでてきてしまったお米などは日本酒を加えることで匂いを押さえ、美味しく炊くことができます。炊き上がりのご飯に光沢がでて甘みが増しますよ。分量はお米二合に対して大さじ1程度を目安としてください。

炊きあがったらお米の粒が潰れないように「ほぐし」を入れて保存作業に移ります。

ステップ5: 保存方法

【グルメ】安いお米でも美味しく白米を炊く方法教える|計量・洗米・水加減・保存方法などの豆知識

炊きあがった後、すぐに食べれれば最高なのですが、炊飯機の場合で例えば夕食まで少し時間がある。。。といった場合も普段の生活ではよくある話しではないでしょうか?

そういった場合は「保温スイッチ」はOFFに。食べる直前にレンジで温め直してくださいね。炊飯器での30分以上の保温はせっかくおいしく炊いたご飯を劣化させてしまう原因になるのです。

炊きあがったご飯は、熱を加えれば加えただけ、時間をおけば置いただけ劣化します。

ご飯が余ってしまう場合、熱いうちに小分けしてラップに包んで冷凍し、その後必要な時に電子レンジで解凍すれば、美味しいご飯をいつでも食べることができますよ。

以上、安いお米でも美味しく白米を炊く方法でした。参考になれば幸いです。