皆さんは覚えているだろうか、透明なセロハンを剥がし「肛門にペタッと」検査シートを貼り付ける、アノ検査「ぎょう虫検査」の事を。
文部科学省の発表で、小学校の健康診断でお馴染みだった「ぎょう虫検査」が廃止の方向に進んでいると言う。
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■ そもそもぎょう虫って
ぎょう虫とは、寄生虫の一種で、ここではヒトの盲腸に寄生している体長数ミリ程度の寄生虫を差す。
肛門付近に産卵する際、分泌する粘着性物質によってかゆみが発生する、またその性質上、粘着性のあるセロハンを肛門に押し付けて検査を行う方法が一般的である。
1958年から小学3年生以下の児童に行なっていた検査がこの度廃止となった。
■ ぎょう虫がいなくなった理由
衛生面の向上が主な理由あるが、一節には防腐剤が入っている食品の影響も大きいと言われている。
人体には営業がないとされる防腐剤などの成分も「腸に住む細菌」にとっては大敵なのである。
後記
腸の中に寄生虫がいるなんて。。もし陽性が出たらどうしよーって、小学生ながらビクビク検査結果を待っていたのを覚えています。
尚、過去10年間のぎょう虫検出率は1%以下だったとの事もあり廃止に至ったのだとか。これからあの透明なセロハンを見なくなると思うと世代的には寂しい感じもしたりします(笑)