生のイカっておいしいですよね。ところが生のイカにはアニサキスという寄生虫が存在しているのをご存知ですか?
アニサキスは食べてしまうと激痛が走り嘔吐を繰り返る恐ろしい寄生虫です。
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■ とっても怖い寄生虫アニサキス
アニサキスは主にサケ、サバ、アジ、イカ、タラなどの魚に存在する数ミリの糸状の寄生虫。主に内臓に生息するが、身の方にも侵食している事が多いため、内臓を取り除いたからと言って安全な訳ではない。
また、アニサキスを殺すには
・20度以下の冷凍機(スーパーフリーザー)に24時間以上冷凍
・加熱調理する
事が最も安全だ。
アニサキスを魚介とともに食べてしまうと食後数時間のうちに激しい腹痛と嘔吐が始まる。
子どもや妊娠中の方、高齢の方などは特に注意したい。
■ 昔の人の知恵が詰まったイカそうめん
実は冷凍や加熱調理の他に、もうひとつアニサキスを殺す方法があります。それは
体の一部を傷つけること。
なのでイカそうめんにして食べる事はとっても合理的な食べ方なんですよ。同じく、アジのタタキも同じ理由です。昔の人の知恵って凄いですね〜。
但し、イカそうめんはアジのたたきほど、包丁を無数に入れる訳ではないので、イカそうめんにする際は、なるべく細かい感覚で包丁を入れて下さいね。
またアニサキスはイカの内蔵側(裏側)にいることが大半ですので、斜めにクロスして飾り包丁をしっかり入れましょう(安全性も向上しますし、口当たりも柔らかくなるから一石二鳥ですね。)